余ったガラスの使い方
公開日: 2019/11/10 ガラスフュージング ガラス工芸 フュージングガラス フュージング使い方
余ったフュージング用ガラスの使い方
ガラスフュージングを楽しんでおりますと、どうしても余り気味になってしまうガラスフュージング用クリアガラス。ガラスのミミであったりカットし終わった残りの歪な形状の端材だったり、捨てるにはもったいないとどうしても増えちゃいます。
そこで今回考えたのがクリアガラスのベースの上に、ガラスの破片をモザイクのように並べて焼成してクリアガラスの消費を増やす作戦。
写真の通り並べたガラスをこのまま焼成しちゃうとただのクリアガラスの板になってしまうので、もうひと手間かけてみようかと思います。
グラデーションをつけてガラスパウダーを乗せていく
クリアガラスのみだとただの透明のガラス板になっちゃうので、考えましたのは中央から外に向かってグラデーションをつけて4色のガラスパウダーを乗せていくという作戦。
つまり、クリアの端材に色を付けてやろうというわけです。
ガラスパウダーはどれもブルズアイ社のパウダーで、1429 ライトシルバーグレー 1120 イエロー 1125 オレンジ 1122 レッド。
中央にグレーを置き、イエロー、オレンジ、レッドと外に向かってグラデーションっぽく乗せていきました。
電気炉スーパープチでガラスフュージングがどこまで出来るのか?
小型の電気炉「スーパープチ」でどこまでガラスフュージングができるのかに挑戦する動画シリーズをYouTubeグラクラマーケットTVにアップさせていただいておりますので、その流れで今回も電気炉スーパープチで焼成いたします。
この電気炉で成功すれば、大きい電気炉なら間違いなく出来るもんね。
トップ温度は800℃。もう表面はガラス破片の凸凹間も溶けてフラットな感じになっております。ガラスパウダーがいい感じで模様になってくれてるみたいです。
これは面白い模様になりました。クリアガラスの破片の形はそのままに間にガラスパウダーが入ってきれいな模様を作り出してくれてます。
さぁここから電気炉スーパープチの炉内に入ると人気のフュージングモールド「ミニ四角プレート」に乗せてスランピング。ガラスの豆皿にいたします。
出来上がりがとっても楽しみだね。
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