素焼きモールド用粘土の実験開始!

公開日: 2016/08/02 ガラスフュージング フュージング道具

前回アップしました素焼きモールド用粘土

結構な反響でございます。

やはり欲しい方が結構いらっしゃったのですね。ガラスフュージングで使うモールドを自作しちゃおうという素焼き用の粘土でございますが、前回のアップから「こんなの欲しかったのよー」 「耐久性はどうなのよ?」 「お値段は安く入手できるのかしら?」 「焼成するとどれくらい縮むの?」 などなど大量のご質問をいただきまして。こりゃ実際やってみなわからんわな。というわけでいろいろ実験したいと思います。

はい。きれいに整いました。





いきなりこんなにキレイにはなりませんよ。

皆さんはご存じのとおり、粘土だぁ、陶芸だぁ、造形だぁ、彫塑だぁってのはアタクシは全くの苦手でございまして、右も左もわからずどうすることも出来ません。ところが・・・なんとまぁ土をさわれる人間が近くにおりましたわよ。ええ、ええ、アタクシの同僚におりましたわよ。「パズドラ一緒にマルチで周回してあげるから教えておくれ」とお願いしたら、二つ返事でOK!パズドラはこんなとこでも役にたちますな。


粘土の塊からスタート

土をもんで空気を抜くらしい。


デッカイ塊から適当な大きさにカットして使います。これくらいで2kgです。もう少し足して3kg分用意いたしました。

菊もみとか菊ねりとかいうらしい。

片手で捻りながら粘土を回転させていくそうで、模様がほんと菊の花のようになってますわ。まさしく菊もみでございます。さすがなれた手つきで手際も良く、いい感じでございます。ええ、アタクシ肩も揉んで欲しいくらいでございます。

キレイに形を整えて

トントンペタペタと平べったくしていきます。

たたら板を置いてタコ糸でカットします。

丁度5mm厚のアクリル板がありましたので、粘土の両端に置きまして、ワイヤーやタコ糸で板に沿わせて引っ張ると5mm厚の粘土が出来あがるという。この両端に置く板のことをたたら板というんやと教えてもらったよ。アタクシの脳内では「たたら本みりん」とか、「たたらたらたらウサギのダンス♪」そんなこことしか浮かびませんな。

ベロ~ン

上手に5mm厚の粘土が出来たよん。

実験用に12cm角にカットしてもらいました。


ひとまず1日乾燥してどれくらい収縮するのかを実験してみます。

アタクシは暖かい目で見守ってる間にここまで作ってくれました。いきなりお皿状のモールドとか制作してもらおうかとも思ったのですが、ひとまず板状で乾燥させてどれくらい縮むのか、そこから焼成してどれぐらい縮むのか知ろうかと思います。そして、粘土の扱い方を教えてもらうと言いながら、作業を全部やってもらっちゃいました。今後どうやってお皿を作ってもらおうか算段中でございます。

というわけで本日のアタクシの作品を・・・

ふ、ふ、フシギダネ・・・・

不思議だねぇ・・・


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