残ったフュージング用ガラスの使い方
公開日: 2019/11/09 ガラスカッター ガラスフュージング フュージングガラス フュージング使い方
残ったフュージング用ガラスの使い方
ガラスフュージングで作品を制作した後、切り残したガラスやガラスの耳などが結構増えてまいります。当然このガラスを使って次のフュージング作品のパーツ制作や、また小さいガラスアクセサリー制作に使ったりするのですが、それでもいつの間にかジワジワと増えてきます。
特にガラスフュージングでベースガラスとして、またカバーガラスとして大活躍のクリアガラスは結構な端材が残ってしまいます。
余ったフュージング用クリアガラスを上手く利用する方法
今回はこの余り気味のフュージング用クリアガラスを上手く使ってガラス皿を制作したいと思います。
YouTubeグラクラマーケットTVにて「電気炉スーパープチでガラスフュージングがどこまで出来るか」というシリーズをさせていただいておりますので、今回も電気炉スーパープチに入るサイズでの焼成、約6.5cm角サイズでのガラス豆皿を作ります。
電気炉スーパープチにも入るサイズのモールド「ミニ四角プレート」に合わせたサイズ、6.5cm角サイズに「ブルズアイ1101クリア2mm」をカットしてガラス皿のベースガラスとして使用いたします。
ガラスカッターG-CAMでフュージング用ガラスを細かくカット
ガラスカッターG-CAM(ジーカム)でガラスの端材を細かくカットしていきます。このガラスカッターG-CAMは通常のガラスカッターとは違い、ガラスを喰い切るようにしてガラスをカットするガラスカッターです。
丸い刃と刃の間にガラスを挟むようにしてガラスをカットしていきます。このガラスカッターG-CAM、国産の超硬刃を使用しておりますので少ない力でもガラスをガジガジ喰い切ってくれます。女性の方でも使いやすいガラスカッターです。
今回は先ほどのベースガラスの上にこのカットしたガラスを並べようと思いますので1cm未満の三角形に近い形でカットいたしました。ここは精密さにはこだわらなくてOKです。適当に、そうあくまで適当に・・・。
クリアガラスの上にクリアガラスを重ねるガラスフュージング!?
なんと!ここで私が行ったのはベースとなるクリアのガラスの上に、先ほどカットしたクリアのガラスを並べるという、ガラスフュージングをされてる方からしてみれば奇行とも思える行動。
フュージングのりをつけながら細かいクリアガラスを乗せていきます。写真にはありませんがフュージングのりを筆でベースガラスにチョンチョンと付けてその上に破片を並べる感じ。フュージングのりが乾けば軽く固定されますので、ズレることがありません。
中央付近は丸型にカットした破片を置いてその周りに三角破片を並べていく感じ、ちょっとお花っぽいイメージかな・・・。
6.5cm角のクリアガラスの上に同じクリアガラスの破片をを並べ終わりました。ビッシリ、きっちりというよりは、ほどほどに適当にみたいな感じで並べております。ガラスの破片の大きさがマチマチなので詰めた感じでもガラスとガラスの間には隙間が出来ております。じつはこの隙間がポイントだったりするのです。
当然、このまま電気炉で焼成いたしますとただのクリアガラスの板が出来上がるだけであることは想像つくかと・・・。そりゃそうですよね。
実は、ここにガラスパウダーを乗せていくのでございます。
さてこの続きは、また次回・・・。
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