ガラスパウダーとフリットだけでお皿を作れだと!
公開日: 2019/10/27 ガラスフュージング ガラス材料,フュージング材料販売 フュージング フュージングガラス
モールドに板ガラスを使わない縛り・・・
「ガラスフュージングでお皿を作りたい」フュージングをやっておりますと誰もが思うことではないでしょうか。
通常、カットした板ガラスを並べて使用するスランプ型(モールド)に合わせた1枚の板w焼成し、それをモールドに乗せてスランプするとお皿の出来上がり!となるわけですが、今回、ご質問いただいた内容は、
「ガラスカットがまだ上手くできないけどお皿が作りたい。ガラスパウダーやフリットをモールドに並べてそのままお皿にできないですかね?」
なんとまぁ、衝撃的なことをおっしゃる・・・
「そんなもんひたすらガラスカットの練習をせい!」で終わってしまいがちな内容なのではございますが、ちょっと待てよ・・・。直接ガラスパウダーやフリットをモールドに乗せて焼成なんてしたことないな・・・。
↑画像クリックでYouTube動画見れます↑
やってみた。モールドにパウダーとフリットで挑戦
誰もやりそうにないことに挑戦してみるというのは、ワクワクしてきちゃいます。一見無謀とも思える挑戦ではございますが、温度コントロールさえ上手くいけばどうにかできそうな気がいたしました。
大きいサイズだと失敗した時のダメージが大きいかと思いまして小さいモールド、「電気炉スーパープチでもお皿が作れる」と人気のミニディッシュモールドを使います(小心者でスマン)
ブルズアイ0120カナリアイエローのパウダーをフリフリしていきます。焼成時ガラスがモールドにくっついちゃわないよう、モールドにはもちろんパーフェクトプライマーをいつもより多めにスプレーしておりますよ。
パウダーをモールドの上に積もらせました。厚さ2mmくらいにはなってると思います。これ以上積もらせちゃうとモールドの傾斜が無くなっちゃうんすよね。
そこにガラスフリット、ブルズアイ1125オレンジをフリフリいたします。パウダーだけだと焼成したら沈んでしまい、薄いペラペラなガラスになってしまいそうなので、ガラスフリットで厚みを出せるのではないかという作戦です。
こんな感じで焼成いたします。この時点でなんとなくイケそうな気がしてまいりました。
果たしてその結末は!?
動画では焼成温度や注意点はもちろん、焼成後の模様からまた別の色でも挑戦いたしております。お時間があるときにでもぜひご視聴くださいませ。
ガラスフュージングはやめられない止まらない。
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