銀で真っ黒になったガラスを磨く
公開日: 2019/09/28 アートクレイシルバー ガラス ガラスフュージング
銀粘土とガラスを磨く
アートクレイシルバープレートにフュージング用ガラス「ミルフィオリ」を詰め込んで焼成した結果、ある意味予想通りではありますが、ガラスの着色にしようされてた硫黄と銀が反応してミルフィオリは真っ黒になってしまいました。
焼成後のアートクレイシルバーは白く、銀には見えない。
アートクレイシルバーを焼成いたしますと、いきなり銀色ピカピカになってるわけではなく、ここから研磨しないと銀色になりません。つまりこの状態から研磨して銀色ピカピカにしていくわけです。となれば真っ黒になってしまったミルフィオリも一緒に研磨してしまえば元のガラスの色が出てくるのではないかと考えまして・・・
あっ、銀を磨く道具は持ってないや・・・
さて銀とガラスを磨こうと思いハンドピースグラインダーを出してきましたら、「あ、銀を磨く用のビットなんて持ってないや」。まさかの展開。仕方なくガラスを研磨するビットを駆使することにいたしました。写真はもじゃもじゃのアフロホイールビット。こいつで磨いてみたらちゃんと銀が出てきましたよ。
アートクレイシルバープレート自体は銀色になりましたが、ガラスはまだ黒いまま。
こんな状態で大丈夫なんだろうか・・・。
ガラス用の研磨ビットで頑張ってみる
ちょっとパワープレイですがガラス研磨で使用するスカットディスクで順番に磨いていきました。平面ビットなのでプレートを均等に磨くのは難しい・・・。
仕上げはセリウム粉で磨いていきます。水を浸けながら我慢我慢の作業。忍耐のいる作業が苦手なアタクシには苦痛以外のなのもございません。
ガラスが元の色に!よく頑張りました。
我ながらよく頑張りました。磨きに磨きましてついに完成。銀プレートにミルフィオリが埋め込まれたヤツの完成でございます。
今回、透明系のミルフィオリを使ったのですが、表面は磨けても銀との接触面はみがけないので透明ガラス部分から変色部分が透けて見えてしまうのがちょっと残念。
不透明系のミルフィオリであればもっとキレイに出来るのではないでしょうか。
今回は65点くらいの出来かな・・・。
また挑戦したいと思います。
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