銀粘土とガラスの相性・・・。
公開日: 2019/09/25 アートクレイシルバー ガラスフュージング
アートクレイシルバーとガラスフュージング。
先日、引き出しの整理をいたしておりましたらうれしい物が出てまいりました。
もう10年以上前の物ではないでしょうか、現在はもう廃番となってしまってるようですが、アートクレイシルバーをちっちゃなプレートにしてあるヤツ「シルバープチプレート」なるもの。
すでに銀粘土をペンダント型に成型、乾燥させてあるプレート
「かんたん焼くだけ」と書いてある通り、もともとは粘土状になってるアートクレイシルバーをペンダント型にして穴あけまでしてくれてるという優れもの。
このまま焼成すれば銀のプレートが出来ちゃうわけです。
そりゃガラスとアートクレイシルバーを合わせたくなります。
ガラスフュージング材料を販売させていただいている手前、このプレートを見ちゃうとガラスと合わせて焼成したくなっちゃいます。
ひとまず、プレートに穴をあけて、そこにガラスを突っ込んでやとうかと思いました。
ハンドリューターに丸型のダイヤモンドビットをつけて穴をあける。
乾燥させたアートクレイシルバーはサクサクとした感じなので穴あけもスムースにできます。
大小合計3つの穴をあけてみました。この穴にガラスを詰めて焼成したいと思います。
ミルフィオリを銀に埋めたら可愛くなるでしょう・・・
アートクレイシルバープレートに3つ丸い穴をあけたわけですが、この丸穴にスッポリ埋まりそうなフュージング用ガラス・・・
そうです!ミルフィオリ
イタリアベネチアガラスで「千の花」という意味のミルフィオリ・・・
そうです。ミルフィオリをこの穴に詰めてアートクレイシルバーと一緒に焼成してやろうという魂胆でございます。
大きさ様々なミルフィオリガラス
ミルフィオリは我がグラクラマーケットでも販売させていただいておりますが、直径サイズで区別して小さいサイズでφ2mm~大きいサイズでφ10mmまであるのですが、直径こそサイズを揃えておりますが、高さはマチマチ・・・・。
ハンドルーターで削ってアートクレイシルバーの厚みよりちょっと厚めくらいにサイズを調整いたします。
さぁ、この状態で電気炉に入れます。写真を見てもわかる通り、きっちり詰まっているわけではございません。ミルフィオリは手作りガラスでございますので均等な円には中々なっておりません。どうしても隙間が出来てしまうのです。
でもこの隙間など全く気にすることはありません。
なぜ?って
次回はその辺のお話から行きましょう。
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