高さのあるガラスフュージング・・・

公開日: 2019/04/04 アートクレイシルバー ガラスフュージング フュージング フュージングガラス 電気炉


1cmを越える高さのガラスフュージング・・・。

 現在アタクシはガラスフュージングで電気炉スーパープチを使われてる方や小さい電気炉を使われてる方向けに動画を撮っておるのですが、プチのような炉内の狭い電気炉を使ってのガラスフュージングといいますと2mmや3mmの厚みのガラスを2枚重ね、多くても3枚重ねぐらいまで、1cmを越えるような厚みでのガラスフュージングをすることはそんなにありません。
 ただ、結構厚みのあるガラスフュージングに挑戦されてる方も多く、「いっつも割れちゃう」とか「2回に1回は割れてしまう」など失敗に悩んでご質問いただくことが多々ございます。
 となれは何が原因なのかを究明すべく、アタクシも最近とても仲良しの電気炉スーパープチを使って厚み1cm以上にして焼成実験せねばなるまい。

3mmガラスを3枚、2mmガラスを2枚・・・

フュージング用ガラス5枚
こういう重ね方はあまりしないとは思うのですが、アタクシが用意いたしましたのは、
 ブルズアイ1100クリア(テクタ)3mm ×3枚
   ブルズアイ1114ディープコバルトブルー2mm×2枚
どちらも1.5cm×4cmサイズにカットいたしました。

フュージングガラス重ねる
重ねますと高さ約1.3cm。これを焼成するとなるとガラスの上部と下部での温度差が結構出そうで慎重に温度の上げ下げをしないと割れちゃうかもな厚み。

フュージング電気炉内
こんな感じで電気炉スーパープチに入れてみました。前回の動画で奥側と扉側(手前)で
の温度差で溶け具合が変わることがわかったので、今回は電気炉内の中央より奥に設置いたしました。
フュージング温度設定
できるだけゆっくり温度を上げたいので「LOモード」にしてひとまず200℃までに設定。実際「LOモード」を使うのは初めてなのですが、「HIモード」だと5分ほどで200℃まで上がっちゃうので、いくらなんでもそりゃ危険だわっちゅうことでのLOモードです。
さ、割れずに上がってくれよ・・・。
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