余裕のサンドブラストが、まさかの･･･

パンチングガラスを作ろうとパンチングメタルをガラスに貼り付けてサンドブラスト。

アルミ製のパンチングメタルをサンドブラストマスクとしてガラスに貼り付けようと悪戦苦闘したのち、アルミのフチを曲げてガラスに固定するという名案を思い付き、もはや余裕のサンドブラスト加工となるはずが･･･

バッチリ固定できて悠々サンドブラスト･･･

鼻唄まじりでウキウキのサンドブラスト加工だったのですが、途中パンチングメタルがグラグラ動いているように見えるという怪現象。「金属だから表面がキラッとしてそう見えるんだろな」くらいにしか考えずそのまま彫ってたのですが、いやいや明らかにペコペコ動いていることが発覚。

そうなのでございます。勢いよく研磨砂を吹き付けておりますので、摩擦熱で薄いアルミパンチングが膨張してガバガバ状態になっておったわけでございます。これは困った。ガラスとマスクの間に空間が出来てしまい、このままだとパンチングガラスなど出来上がるはずがありません。

必殺！プッシュ・ザ・オヤユビ～ン

困った時の親指頼み。そうです浮き上がったアルミパンチングを親指で押さえてその際の部分をサンドブラストしていくという荒業。無理矢理密着させて彫ってやりましたわい。

まさかのアクシデントをパワープレイで乗り切ろうと頑張りましたよ。

なんとなく出来た気がする。

辛抱強くサンドブラストしたおかげで、キレイに貫通しているような気がする。ここからアルミパンチングを剥がしてゆく。「頼む、パンチングガラスになってておくれ、神様ぁ～」

やった！やった！やったぁ～よ～！

「やれば出来る子なんだから」子供の頃からずっと言われ続けてきた。やれば出来る子にやっとなれた気がする。パンチングガラスの完成だ。思ったよりキレイに出来ております。よしっ、せっかくフュージング用のガラスで作ったのだから、ここからガラスフュージングで楽しみたいと思います。

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