ガラスパウダーを混ぜて焼成
公開日： 2019/10/18 ガラスフュージング ガラス材料 ガラス材料，フュージング材料販売
フュージングで好きな色を出せるのか？
ガラスフュージングで使用するガラスパウダー。これを混ぜて焼成することによって絵の具のように自分の好きな色を作り出せるかという実験を試みることにしました。
ただ結果は明白、ガラスパウダー同士はガラスフュージングの温度帯では混ざり合うことが無く、絵の具のように自分で好きな色を作ることはできません。ただ、実際に混ぜて焼成してみたらどのような仕上がりになるのか興味が湧いてきまして･･･
今回実験に使用するのは、ブルズアイ社製のガラスフュージング用パウダー 0113ホワイトと 0124レッド。
気持ちの中では「赤と白を混ぜてピンクにならんかのぉ･･･」てな感じ。
こちらが0124レッド。焼成することにより本来の赤色になるという、いわゆるストライカーと呼ばれるタイプのガラス。パウダーの状態ではオレンジ色でございます。
こちらが0113ホワイト。ほんと真っ白なガラスパウダーでございます。この2つを混ぜ合わせます。
ガラスパウダーを2色、混ぜ合わせた時点ではイケそうな気がしてしまう･･･。
ガラスパウダー2色をよく混ぜ合わせましたら、意外や意外、ピンクとはなりませんでしたがこの時点では淡いオレンジで焼成したらいい感じの色になりそうな気がいたします。
赤と白を混ぜ合わせたガラスパウダーは、淡いオレンジ色。ピンクというよりは肌色に近い感じかな。これなら焼成してもピンクにはならないにしても悪い色にはならないのではないだろうか････。ひょっとすると何か素晴らしい発見につながるかも･･･。なんて一人ワクワク感が倍増。
せっかくなので元色と半分ずつに分けてガラスに乗せてみよう･･･。
そのままガラスに乗せて焼成してもいいのですが、せっかくなので元色の赤と赤白混ぜたパウダーと半分ずつガラスの乗せて焼成してみます。
片側を隠して混ぜたパウダーをふり、そのあともう片側に元々の赤色を乗せた2色構成でやってみます。
トップ温度770℃あたりでしっかりガラスパウダーを溶かし込んでみたいと思います。
果たしてどんな色になってくれるのか･･･楽しみだね。
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