クリスタルガラスのスタンプ制作なのだ・・・。

公開日: 2016/02/19 ガラスエッチング サンドブラスト サンドブラストマスク 露光フィルム

準備完了、制作していきましょう。


ここんとこブログでアップさせていただいております。「クリスタルガラスでスタンプを作ろう」でございます。
「もったいぶらず、早く作る工程をアップしやがれ」なんてコメントもいただきまして・・・
はいはい。慌てない慌てない・・・作っていきますよ。
上の写真はこのブログにもたびたび登場いたしております、イツコリーナにデザインしてもらったニャンコちゃん。
サンドブラストマスク用露光フィルム「R5」を使うため版下シート、「M/Pファインブラック」に印刷いたしました。






ここから露光フィルムマスクのカッコイイとこ・・・


今回は「R5」を使うと決めたのさっ。というわけで、まずは「R5」10枚BOXを取り出しまして・・・
版下シートに合わせてカットいたします。

露光機レトラライトに版下とR5を重ねて露光するよ。


R5はレトラライトでの露光時間は40秒~60秒・・・
アタクシは間をとっていつも50秒でやります。みなさんが思ってるほどシビアなものではないのですよ。


水を吹付けていくと出来る、あら不思議・・・


水現像ダイレクトノズルで水を吹き付けるとデザインが浮かび上がってきます。ある程度の水圧を噴霧することが大事。蛇口からのドバーっとした水や、霧吹きでシュッシュッはNG。100%失敗します。ちゃんと作るにはちゃんと専用のモノがあるのです。

ご覧のとおり!版下原稿で黒くした部分が水で溶けるので透明に・・・つまりサンドブラストした時に砂が当たって削れる部分になるわけだね。
うん。完璧にできてるね。(貼り付ける糊面から見た状態)
参考までに左の丸いのはφ15mm、右の四角いのは25mm角だよ。




乾燥させなきゃダメよダメなのダメなのよ・・・



水を拭き付けたわけだから当然フィルムはベチャベチャ、フニャフニャしております。専用の乾燥機なんかも世の中にはあったりするのですが、写真のとおりぶら下げて水を切りながら乾燥させてOKでございます。乾燥しているこの季節で20~30分もあれば乾燥できちゃいます。
青い透明になれば乾燥完了。
シリコンリリースペーパーに貼り付けてカットいたします。
当然このままの状態で保存もOKでございます。
さてさて、次回、いよいよサンドブラストしてガラスのスタンプを完成させますよ。











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